ダイオキシン?

塩素を含む物を焼却すると出来る
二つの酸素で結合された毒性化合物,ポリ塩化ジベンゾパラダイオキシン(PCDDs)と呼ばれる4塩化物で、類似の化合物(異性体)であるポリ塩化ジベンゾフラン(PCDFs 一つの酸素で結合された毒性塩化物)と合せて、ダイオキシン類(126種類以上)と言う。

ダイオキシンが含まれる製品

有名なのは、ベトナムで9万t以上森林にばら撒かれた枯れ葉剤(オレンジ剤),市販されていた245 T除草剤、クロルニトロフェン(CNP)除草剤,カネミ油症で有名なPCB(ポリ塩化ビフェニール)に含まれているPCDFやコプラナーPCB.(カネミ油症)

ダイオキシンの毒性

毒性等価係数(TEF:Toxicity Equivalency Factor)
ダイオキシン類の異性体の名で最も毒性の強い2,3,7,8-TCDD
(テトラクロロジベンゾパラダイオキシン)の毒性を1としたときの各異性体ごとの毒性の強さを表した値。

毒性等量(TEQ:Toxic Equivalents)
各異性体ごとに濃度とTEFの積を求め、これを総和したものをダイオキシン類濃度のTEQ換算値という。

サリンの2倍,青酸カリの1000倍以上の毒性。催奇性,環境ホルモン、発癌性としての毒性があるといわれている。
体の中の脂肪に溶け細胞の中に入り込みAh受容体(芳香族炭化水素受容体)と呼ばれるアミノ酸と引っ付くと言われる
98%は食物から摂取され、食物繊維と結合し、排泄されると言われる

ダイオキシンの測定分析料金

一件に付30万〜35万円(米国8万〜15万円)(1998年)
厚生省外郭団体−財団法人廃棄物研究財団で取り仕切るみたい

ダイオキシン対策

平成9年1月厚生省策定 「ごみ処理(焼却炉)に係わるダイオキシン類発生防止等ガイドライン,ダイオキシン類削減プログラム」
新設炉について欧米並みの排出基準 0.1ng-TEQ/m3
暫定排出基準値 80ng-TEQ1m3以下
2003年以降は 1〜10ng-TEQ1m3以下(規模別)
緊急に改善しなくてはならない、公営焼却施設 72ヶ所
ドイツの排出基準値 0.1ng-TEQ/m3以下
大気中の10倍も多い焼却灰、飛灰の処理が問題で始末の仕様が無い、
ドイツでは化学処理の発達を期待して地中に保管してるらしい。
*1ナノグラム(1ng-TEQ/m3)=10億分の1グラム
*1ピコグラム(1Pg-TEQ/m3)=1兆分の1グラム

ダイオキシンの出ない焼却炉をめざした運転技術

外気と遮断したごみの定量供給
燃焼室は外気と遮断され、燃焼温度は800℃以上、燃焼ガスの滞留時間は2秒以上、空気量の調節機能を有しそして助燃装置を持つ
集塵器入口温度は200℃以下(300℃位でダイオキシン生成が促進される)に出来る高性能集塵能力のある事
CO濃度は限りなくゼロに近い事(10ppmで3.0ng-TEQ/Nm3位)である事(Nはノルマル、気体の体積、0℃、1気圧に換算した状態をNで表す)
ダイオキシンの人体耐容一日摂取量(TDI)
(一生取り続けても健康に影響の無い量)
厚生省基準 >10pg−TEQ/体重1s    関連(厚生省)
環境庁基準 5pg−TEQ/体重1s
世界保健機関(WHO)基準 1〜4pg−TEQ/体重1s
ベトナムの枯葉剤による人体含有量 36pg−TEQ/脂肪1g
大気環境指針 年平均0.8pg−TEQ/m3
96年大都市平均濃度  0.37pg−TEQ/m3
東京都世田谷区測定場所  1.2pg−TEQ/m3
檜原村測定場所  0.06pg−TEQ/m3
ある牧場の乳製品  4.6pg−TEQ/g(98年2月)
市販牛乳 0.006pg−TEQ/g(96年厚生省公表)
横浜市平均  1.1pg−TEQ/m3(97年12月)
日本ではダイオキシン類の発生量年間約5s 9割が廃棄物焼却施設、1割が産業活動
全国平均母乳内含有量
最高値(島根県)〜最低値(沖縄県)
22.2pg−TEQ/乳脂1g(98年度調査)
29.5〜13.4pg−TEQ/乳脂1g
ドイツでのダイオキシン規制値

*乳製品5pg−TEQ/g

取引禁止(原料の牛乳は20倍以上濃縮され乳製品となる為取引禁止)

*土壌中40pg−TEQ/g

農作物の生産禁止

*100pg−TEQ/g

子供の立入り禁止

*1000pg−TEQ/g

住宅地の土壌入れ替え

*10000pg−TEQ/g

全土壌入れ替え 

焼却場のダイオキシン調査結果

東京都の場合

関連りんく

東京都健康安全研究センター
記事

06/09/13>