チェロの教則本

(Last update 2006/05/05)

今、私が練習に使用している教則本や関連図書などを紹介します。



   ウェルナーチェロ教則本


   ウェルナーチェロ教則本 PART2


   鈴木メソッドチェロ練習曲


   バッハ無伴奏チェロ組曲


   ドッツァワー(DOTZAUER)


   音楽辞典


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Werner
     ウェルナーチェロ教則本


チェロを始める人のバイエルです。
私はkmp出版の本を購入しましたが、ドレミ出版からも発行
されています。どちらも内容は同じです。

音階練習から始まって、第7ポジションの練習まであります。

卒業するまで2〜3年はかかるでしょう。でもまだ第二巻
あるので、少しうんざりします。

私は1年でやっと第1〜4ポジションまで到着しました。

機械的な音階練習の他にいくつか旋律的な練習曲があって
ホッとします。
私はこの旋律的練習曲(20曲)のピアノ伴奏をMIDIデータに
して、シーケンサ(MT120)の伴奏で練習しています。

紹介曲のタイトルをクリックすると伴奏のサワリが聴けます。

 (伴奏のMIDIデータが欲しい人はメール下さい)





練習曲の紹介

 1.Allegro moderato
   一番最初の旋律的練習曲で、先生と二重奏をします。この頃はまだ音程が安定していないので
   不協和音に聞こえてしまうでしょう。
   音程が安定した頃にまた二重奏をするとすばらしい響きになります。

 2.No1Andante
   少し寂しい曲ですが、私の好きな練習曲の一つです。
   <>部分の強弱をはっきりつけます。ビブラートをつけられるときれいに聴こえます。
   最後のアルペジオが難しいですがなめらかに弾きましょう。

 3.Allegro moderato
   これも先生と二重奏の曲です。出だしは元気良く弾きます。
   最後の8分音符が並ぶところはG線→D線、D線→A線と、スラーの中で弓を上の弦に上げるの
   で難しいところです。

 4.Andantino
   3/4拍子の二重奏曲です。元気に弾きましょう。
   8分音符と16分音符がまざるので、リズムに気を付けます。
   16分音符は、「その次の音符に付随するもの」として考えて弾くとうまくひけます。
   音の強弱(fzcresc.)、早さの変化(rit.、atempo)を充分につけましょう。


 5.No2 リズムの練習
   結構面倒なリズムの練習曲です。MIDIデータで曲を覚えるのが一番です。
   スタッカートとスラーをうまく弾き分けましょう。早さの変化も忘れずに。
   曲の最後はppで消えるように終わります。


 6.No3 Andante
   とても美しいメロディの練習曲です。
   からの中間部で、E音のオクターブ上げ下げとリズムが難しいです。
   割と長い曲なので最初に気合いを入れていると、後半バテて指が痛くなってしまいます。


 7.No4 Allegretto
   リズムがやっかいな練習曲です。MIDIデータでメロディを覚えましょう。
   からのスタッカート連続は弓を使いすぎないように軽快に弾きます。


 8.Moderato
   6/8拍子の二重奏曲です。軽快に弾きましょう。
   スタッカートは、弓を持つ人差し指で「はじくよう」に弾きます。
   最後の部分は、16分音符連続+スラー+スタッカートと混ざって難しいところです。

   先生のチェロ伴奏に惑わされないように気を付けましょう。


 9.Allegro
   これも二重奏曲です。
   スタッカートが連続しますが、弓を使いすぎないように(5mmと先生は言います)はじくように
   弓を使います。逆にテヌートは充分に音を延ばして、スタッカートに対抗します。
   最後の6小節は16分音符の連続と和音で難しいですね。
   最初はゆっくり練習して、だんだん早く弾けるように何回も練習しましょう。


10.No6 Moderato
   半音がたくさん出てきて、音が取りにくい曲です。
   ピアノや電子チューナを使って、音程を確認しながら弾きましょう。
   cresc.とdolceは先生にアピールするように大げさに弾きます。<>も同じように大げさに。


   

11.Andante
   アウフタクト(弱起)で始まる長い二重奏です。先生と音程が合うとすばらしいハーモニーになります。

   A線のD音(小指)の音程が下がらないように注意します。小指でD音を押さえたときに、隣のD線と
   音程を比較すると良いでしょう。
   cresc.から続いてで始まるmarcato(はっきりと)の部分は、その通り「はっきり」とスタッカート
   を効かせて弾きます。
   後半のtranquillo(静かに、穏やかに)部分も感情を込めて先生にアピールしましょう。
   最後に和音が続きますが、自分の耳をたよりにして押さえるところを少しずらしてみるとハーモニーが
   確認できると思います。
   長い曲なので、繰り返し部は先生に勘弁してもらいましょう。


12.No10a Andantino
   軽快なリズムで美しいメロディの練習曲です。
   いよいよ第四ポジションの練習が始まります。この辺では電子チューナーが手放せなくなります。
   から臨時のフラットがたくさん付いて音程が狂いやすいので注意します。

   次のNo10b はシャープが6コも付いていてうんざりしますが、No10a から半音を上げただけなので、
   メロディを覚えていれば割と簡単です。


 

13.No11a Andante
   第三ポジションが入り、シャープもたくさんついて、この辺で少しめげてくる所です。
   がんばりましょう。
   A線の高いF♯音では、ビブラートをつけて歌うように楽器を鳴らします。
   ポジションを移動する時は、音程が合うように祈りながら指を動かします。なかなか合いませんが
   たまに合ったときは「当たった!」と嬉しくなります。

   次のN011b は同じメロディを半音下げたものです。メロディを覚えてしまいましょう。


14.第一第三第四位置
   リズムがむずかしい曲です。MIDIデータで覚えましょう。
   指の番号を楽譜に書いてしまうと楽になります。
   32分音符は装飾音として弾きます。スラーとスタッカートをはっきり区別しましょう。
   なにしろこの辺では毎日の練習が肝心で、少しずつ地道にこなすことですね。


15.No13a Andante maestoso
   表題のmaestoso は「威厳を持って、おごそかに」の意です。
   リズムが難しくてメロディがわかりにくいので、MIDIデータで覚えてしまうことです。
   中間部の animato は「活気をもって、生き生きと」です。ここからメロディの感じが変化しています。
   難しい曲ですが、何回も練習しましょう。
   伴奏があると音程が取りやすくてだいぶ楽です。


16.No14 Adagio sostenuto
   表題の sostenuto は「音を延ばして、各音符を充分に」の意味です。
   con espressione
は 「表情豊かに」の意味です。

   シャープがこれでもか!というくらい付いて、おまけに途中で転調するイジワルな曲です。
   でもメロディは一つなので、覚えてしまえば半音上げ、半音下げで弾けます。
   高いポジションでは楽器が鳴りにくいので、なるべく駒に近い所を弾くようにします。
   上手く弾けると伴奏ときれいなハーモニーが楽しめます。


17.Allegro moderato
   ひさしぶりの二重奏で長い曲です。
   16分音符のリズムに注意して、次の音符に付随するように大げさに短く弾いて先生にアピール
   しましょう。
   leggiero 「軽快に」、dolce tenuto「柔らかに+音をのばして」の意です。
   Piu lento. (よりゆっくりと)部は音を延ばして柔らかくビブラートをかけて、歌うように楽器を鳴ら
   します。 <>記号も注意して大げさに強弱をつけましょう。
   第1〜第4ポジションの仕上げの曲です。音程に注意してうまくその音に当たるよう祈りましょう。
   なるべく開放弦は使わず積極的にポジション移動するようにします。


18.No16Vivace
   Vivace(ビバーチェ)は「軽快に、元気よく、明るく」の意です。軽快に弾きましょう。
   8分休符をはっきりと休みます。「ん」という感じでしょうか。スタッカート、>(アクセント)もはっきり
   と演奏します。
   私の楽譜は一番最後の小節の最初の音が「E」になっていましたが、これは「F#」の間違いです。
   出版社によって結構音符の間違いがあります。


19.第一二三四と半位置練習
   一つのメロディをどんどん変調させてゆく、ハノンのようないや〜な練習曲です。
   MIDIに合わせて音程を確認しながら練習しましょう。
   音符から目が離せなくなり、目が痛くなってしまいますが、がんばりましょう。
   次はいよいよ第五位置です。


20.No17a Andantino
   音程が取りにくいところです。電子チューナと自分の耳で、よく音を確認しましょう。
   スタッカートの有り/無し、テヌート、アクセントをしっかり演奏しましょう。
   高い音はボーイングがなめらかでないとキーキー音になってしまいます。
   なるべく、駒に近いところを弾くようにしましょう。
   第五位置では親指をネックに付けておきます。
   指がひきつらないように気を付けて。


21.Andantiono
   アウフタクトではじまる美しい二重奏曲です。始まりがカザロス「鳥の歌」に似ています。
   シャープ、フラットがないのでホッとしますが、難しい曲です。
   譜面では開放弦を使用するようになっていますが、積極的に第四ポジションで弾きましょう。
   音符の上にあるアクセントも忘れずに。


   

22.Allegro.
   2/4拍子で明るく軽快な二重奏曲です。
   6小節目最後のD音(ハーモニック)は、前のD線G音の小指をそのまま滑らせて、もたもた
   しないようにします。また、その次のE音の音程にも注意しましょう。
   16分音符4つをスラーとスタッカートで分けていますが、スタッカートのところで3つ分弓を
   戻すように弾かないと弓が足らなくなります。
   くり返し2回の後のleggieroは「軽快に」です。軽くスタッカートで弾きましょう。
   この部分は先生の伴奏はずっとピチカートになります。
   くり返し部が全部で3回と、最後にまた頭に戻るので結構長い曲です。


23.No18 Allegretto.
   テノール記号で書かれた曲です。
   VI Pos.sempre は「常に第六ポジションで弾く」の意味です。
   左手の人差し指をうんと曲げて「G音」、薬指をうんと伸ばして「B音」を出します。
   中指は「A音」のハーモニックに置きます。親指はネックから離さないようにするので、指が
   痛くなります。がんばりましょう。

   音を外しやすいので、「A」「D」のハーモニック音と比較しながら弾くと良いと思います。
   ピアノなどの鍵盤楽器があれば、音を確認しながら練習ができます。
   スラーとスタッカートを注意して弾き分けましょう。次は第七位置です。


24.No20 Andante  第五六と第七位置の練習
   テノール記号の曲です。部の「stringendo」は「テンポをあげて」の意味です。
   最初は短調ですが部から長調に変調して部でまた短調に戻ります。

   ゆっくりと楽器を響かせながら弾きましょう。ハイポジションの連続なので、音を外さないよう
   に、また左手に力が入りすぎないように気を付けます。
   第7ポジションまでの総集編です。がんばりましょう。もうすぐ第一巻の終わりです。

   部の8分音符が3つ連続するところは全部3連符です。
   また部最初のC音は「ナチュラル」が抜けています。注意してください。
   

25.アルペジオ 全位置と全音の三弦と四弦
   ピアノ練習曲「ハノン」のような音程練習曲です。楽譜を見るのがイヤになりますが、指は同じ
   で半音ずつ「上がる・下がる」なので、実際に弾いてみると割と簡単(!)です。
   どこで半音「上がる」「下がる」かを小節線に書き入れると、分かりやすいと思います。

   スラー、スタッカートを弾き分けるのが結構難しいところです。

   けっこう譜面のミスがありました(私のは第4版です)。下表を参考にしてください。 

小節番号   誤         正      
 5  A 音  A♭ 音
 35  A 音  A♭ 音
 65  D 音  D♭ 音
 67  F 音  F♯ 音
 91  B 音  G  音


♪♪♪ 第一巻終了 ♪♪♪



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   ウェルナーチェロ教則本 PART2

 第2巻に入りました。

 私が購入したのは、ドレミ出版1993年1月30日発行の
 本です。kmp出版からは発行されていないようでした。

 PART2なので、続きの87ページから始まっています。

 各種の装飾音、トリル、親指ポジションなどを学びます。

 旋律的な練習曲がNo.22〜No.43まであります。
 例によって順番にMIDI入力して紹介していきます。

 残念ながらピアノ伴奏譜が出版されていないようなので、
 メロディだけの紹介になります。











練習曲の紹介

 1.No22 DUETTINO 
   cantabileは「歌うように」です。その通り歌うように強弱のメリハリをつけて弾きます。
   テノール記号とヘ音記号が混在するのでややっこしい曲です。
   けっこう指の番号が書いてあるので楽ですが、ポジションの移動が大変です。
   音を外さないように注意しましょう。
   最後は消えるようにリタルダントして終わります。


 2.No23 Adagio
   装飾音の練習です。
   MIDIではなかなか装飾音の表現が難しいので、まぁこんな感じかな程度で参考にして
   ください。
   テノール記号は難しいですね。私は1コ下げて、ト音記号で読んでいます。


 3.No24 CANTILENA
   表題のCANTILENAは「メロディアスな曲」の意味です。4段目にある a piacere
   「楽しみ」「演奏者の裁量で」という意味です。tranquilloは「静かに」です。
   リズム・転調・アクセント・音程どれをとっても、むずかしい曲です。
   最初はゆっくりと、ピアノなどに合わせて音を探っていきます。めげずにがんばりましょう。
   部の2小節目A音は2da(D線)で弾くようになっていますが、親指を使わないと押さえら
   れません。無理をしないで、G線の4指で押さえましょう。
   最後の方で、8分音符が3つずつ並んでいるのは、3連符です。間違えないように。


 4.No25 Moderato
   もの悲しい感じのターン練習曲です。ほとんど全ての小節にターンが付いていてうんざり。
   最初はターン無しでメロディを弾いてみると良いでしょう。
   強弱をつけると悲しさが倍増します。


 5.No26 SOUVENIR
   これも悲しげな曲です。タイトルのSOUVENIRは英語で「記念品」です。
   からTEMA「テーマ」となっており、曲の感じが変わります。marcato 「はっきりと」、
   con espressione 「感情を込めて」です。
   からの16分音符連続が非常に難しいです。まずメロディを覚えてしまいましょう。
   音符を見ていたら、ポジション移動が間に合いません。

   終曲はAdagio 「くつろいで」、最後はdim でだんだん弱く消えるように終わります。


 6.No27 Andante
   Animato「元気に」、tranquillo「静かに」です。またgliss.(グリッサンド)ではC♯からAまで
   指を滑らせて弾きます。
   悲しげな曲ばかり続きますが、きれいなメロディの曲です。

   前半の32分音符の連続と、中間の16分音符連続が難しいところです。音符の頭にアクセント
   をつけて、モゴモゴしないように気をつけて弾きましょう。


 7.No28 Adagio sostenuto
   シェーク(トリル)の練習曲で、トリルだらけの変な曲です。
   MIDIデータはトリル無しにしています。まずメロディを覚えてから装飾音を付けると良いです。
   最後のA♭音が結構取りにくい音でした。注意しましょう。
   左手がひきつりそうになります。頑張りましょう。


   

 8.No29 ROMANCE
   きれいなメロディの練習曲です。
   ハ音記号とト音記号が混ざるので注意しましょう。またアクセントを付けてメリハリを利かせます。
   左手の指使いは、横着しないで譜面の通りに押さえましょう。
   正確な音程を取るためのとても良い練習になります。
   ハイポジションの音が続いて難しい曲なのですが、弾けるようになると気分がでます。


 9.No30 Andantino
   ハイポジションがたくさん出てくるとても難しい練習曲です。
   からのE→Eとオクターブ上がるところでは、なかなか音程が取れません。
   思い切り薬指を伸ばす感じで弾きます。自分の耳を頼りに音を探りましょう。
   からのアルページョではボーイングの途中にアクセントがあるので、ややっこしいところです。
   おまけに途中から6連符になるし・・・・
   この辺で少しイヤになりますが、めげないで頑張りましょう。


10.No31 Shakes(トリル)
   始めのトリルはウルサイので省略して、Allegroからのデータになります。
   音楽的なメロディはあまり無くて、ただ譜面を読むための練習曲のようです。
   MIDIデータで音程をしっかりつかむと良いでしょう。


11.No32 半音階パッセージ
   ここからは第4巻に入ります。
   この曲はへ音記号、ト音記号、テノール記号の全部がでてきます。
   記号にマーカーで色を付ける、などチェックしないと間違えます。

   これもメロディは無く、延々と半音階の練習で本当にうんざりします。
   先生のピアノも、よく間違えました。頑張りましょう!


12.No33 Andante religioso
   久しぶりで旋律的な練習曲が出てきて、少しほっとします。
   でもからは延々と半音の三連符がアルページョもどきで続きます。
   結構、音を外しやすいので注意しましょう。
   三連符のアタマではアクセントを付けるように演奏しましょう。


13.No34 Double stops(重音奏法)
   ぜんぶダブルで弾く曲です。
   MIDIデータではきれいなハーモニーが聞こえますが、これがなかなか
   できません。左手がひきつってしまいます。
   どうしても重音になると肩に力が入りますが、力を抜いて弾きましょう。


14.No35 Adagio MELANCOLIE
   最初のうちはきれいなメロディと思っていると、後半から転調につぐ転調
   で音がぜんぜんとれません。テノール記号もクセモノです。
   あきらめてメロディを覚えてしまいましょう。


15.No36 Andante amoroso 
   タイトルのamorosoespressivoは「やさしく、愛情豊かに」、calando
   とperdendosoは「徐々にゆっくり弱く」です。
   いよいよ親指ポジションです。メロディは簡単ですが、タコができるまで
   がんばりましょう。


16.No37 Allegretto
   結構忙しい練習曲です。最初はゆっくりで始めましょう。
   親指が痛いです・・・


17.No38 Andante CANZONETTA
   CANZONETTAはイタリア語で「短い歌」の意味です。
   暗いイメージで始まります。ト音記号に移って最初の音がとても取りにくいです。
   和音をきれいに響かせましょう。


18.No39 Allegretto
   8/9拍子のノリが良い曲ですが、リズムが結構難しいです。
   1・2・3、1・2・3という気持で明るく演奏しましょう。


19.No40 SCHERZO
   grazioso「優雅に」leggiero「軽快に」ですがハイポジションでスタッカートもあって、
   なかなかそうはいきません。音程が難しいですね。
   TRIOの最初の「G」音はD線で弾きます。


20.No41 Lento (三度と六度の重音)
   延々と重音が続きます。きれいに和音を響かせるのがとてもむづかしいです。
   ゆっくりと楽器を響かせるように弾きましょう。


21.No42 Moderato 
   第2巻の難曲の一つです。音符を追っていると目が痛くなります。
   何回も聴いて覚えてしまった方が早いでしょう。
   割とリズミカルな練習曲なので覚えてしまえば楽になると思います。


   

22.No43a Harmonics 
   PASTORALE(牧歌)というよりは、西部劇という感じです。
   すべての音を倍音で弾きますが、音になりにくい場所もあります。
   本当に弦にちょっと触れるだけ程度でないと、音になりません。


   

23.No43b PASTORALE 
   これも西部劇という感じの曲です。
   「正しいフィンガリングを見つけなさい」って、楽譜に書いてある通りです。
   最初のDは、G線第四ポジションを親指で押さえます。
   あとはどの弦で弾くか書いてあるのでその通り弾けます。
   ハーモニクスばかりやっていると、大きな音を出したくなってきます。
   
   次のページの「半音階パッセージ」練習をお楽しみに・・・


24.PIZZICATO 
   半音階の練習、トリルの練習でうんざりしていると思います。
   もう少し・・・・
   A♭で面倒ですが、結構メロディがはっきりしているので覚えやすいです。
   この辺までくると、楽譜読みが練習のようです。
   


♪♪♪ 第二巻終了 ♪♪♪






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    鈴木メソッドチェロ練習曲

バイオリンでも有名な鈴木鎮一によるチェロ指導曲集です。

VOL.1からVOL.8まであって、VOL.3までは堤剛先生

の模範演奏とマイナスワン伴奏がCDでついています。

でも伴奏が早すぎてマイナスワンは使えませんでした。

伴奏譜がついているので、これもMIDIデータにして速度を変

えて練習しています。この辺はMIDIの良いところです。

VOL.4あたりから急に難しくなりました。

バッハの無伴奏チェロ組曲第一番・プレリュードはVOL.8に

納められています。



練習曲の紹介

 VOL.1
 良く知られているやさしい小品を練習します。
  1.キラキラ星変奏曲
  2.フランス民謡
  3.ちょうちょう (ドイツ民謡! 知らなかった・・・)
  4.こぎつね (ドイツ民謡! 知らなかった・・・)
  5.むすんでひらいて (フランス民謡!!)
  6.クリスマスの歌 (ドイツ民謡)
  7.かすみか雲か (ドイツ民謡)
  8.アレグロ
  9.無窮動(むきゅうどう)
 10.ロング ロング アゴー
 11.アレグレット
 12.楽しい朝
 13.リゴードン
 14.習作(エチュード)
 15.楽しき農夫
 16.ハ長調のメヌエッ
 17.メヌエット第2番

 VOL.2
 少し長い曲ですが、これも良く知られている小品です。
  1.ロング ロング アゴー
  2.五月の歌 (モーツァルト)
  3.メヌエット第1番 (JSバッハ)
  4.メヌエット第3番 (JSバッハ)
  5.合唱 (ヘンデル)
  6.狩人の合唱 (ウェーバー)
  7.ミュゼット (JSバッハ)
  8.マーチ ト長調 (JSバッハ)
  9.妖精の踊りから主題 (パガニーニ)
 10.二人の擲(てき)弾兵 (シューマン)
 11.ガボット (ゴセック)
 12.ブーレ (ヘンデル)

 VOL.3
 有名な曲や好きな曲は難しいものですね。VOL.3あたりからバッハの曲が
 目立ちます。発表会などに使える曲集です。
  1.子守歌 (シューベルト)
  2.ガボット (リュリ)
  3.メヌエット (ボッケリーニ)
  4.スケルツォ (ウェブスター)
  5.ト長調のメヌエット (LVベートーベン)
  6.ハ短調のガボット (JSバッハ)
  7.メヌエット 3番 (JSバッハ)
  8.ユーモレスク (ドボルザーク)
  9.金婚式 (ガブリエル・マリー)
 10.アレグロ モデラート (JSバッハ)



 VOL.4
 やっと半分まで来ました。5曲しかありませんが、曲数が少ないということは長くて難しい曲な
 のです。CDもないし・・・・

  1.コンチェルト第5番  (ザイツ)
    risoluto 「きっばりと」、espress. 「豊かに」、tranquillo e dolce 「静かに柔らかく」、
    brillante 「華やかに」、などの発想標語です。
    長い曲で、後半でくたびれてきたころに忙しくなります。強弱をはっきりと演奏する、強拍/
    弱拍でアクセントを付けること、弓を使いすぎないこと、などなど沢山教わりました。
    
  2.ソナタ ハ長調  (ブレバール)
    最初の3つの和音のハーモニーがきれいに響くよう注意します。
    音符の上に付く>(アクセント)は特にはっきりと弾きましょう。音符が並ぶところでは、強拍
    にアクセントをつけます。装飾音は効果的に弾きます。
    最後の和音のハーモニーもがんばってきれいに。

  3.ジョスランの子守歌  (ゴダール)
    quasi recitativo 「quasi : おおよそ、〜のように recitativo : 叙唱、話し言葉のように」、
    molto tranquillo 「非常におだやかに」、などの標語です。
    よく知られている静かな美しい曲です。子供に話しかけるように優しく弾きましょう。
    柔らかく、しかもひ弱にならないようなボーイングがとても難しいです
    何十回も弾いて暗譜し、曲を自分のものにしましょう。
    まわりで聞いていた子供達が、メロディを鼻歌で歌い出すようになれば完成です。

  4.無伴奏チェロ組曲1番 メヌエット (JSバッハ)
    バッハ無伴奏の登場です。
    自分で曲の解釈をするためか、発想標語はありません。逆に表現力が求められます。
    ゆっくりと1つ1つの音を確かめながら弾きましょう。テヌートでは充分に音を保ちます。
    伴奏がないので、音を外さないように気をつけましょう。

  5.アリオーソ  (JSバッハ)
    espress. moltocon molto espress. 「非常に表情豊かに」の意味です。
    テノール記号が出てきました。とんがっている第4線がC音です。ちなみに第3線がとん
    がっていると「アルト記号」となります。第1,2,5線にとんがると、それぞれ「ソプラノ」、
    「メゾソプラノ」、「バリトン」と呼ばれますが今はほとんど使用されていません。
    このようにC音の場所を表すことから、この記号は「ハ音記号(C clef)」と総称されます。



    有名な曲ですが音を外しやすいので、耳を敏感にしましょう。
    私も第7ポジションのC音は、なかなか音が合いませんでした。
    弾けるようになってくると、とてもバロックな気分になります。




 VOL.5
 
サン・サーンスの白鳥がでてきます。楽しみですね。 

  1.ソナタ第5番 #1 (A.ビバルディ)
    チェロと通奏低音のための6つのソナタから、第5番・ホ短調の4曲です。
    伴奏譜には通奏低音はありませんが、本来は2本のチェロとチェンバロで演奏します。

    con molto sentimento「非常に感情をこめて」、dolciss「柔らかく」の意味です。
    バロックなので、あまりビブラートをかけずに弾くと気分がでます。
    模範演奏がこちらにありますので参考にしてください(MP3、660Kbyte)。
    第二チェロによる通奏低音が入っています。


  2.ソナタ第5番 #2
    marc.「はっきりと」です。後半で楽譜が2つに分かれますが、ossia「又は」なので、どちらか
    好きな方を演奏します。私は下を弾きました。

    4小節目からは音が飛ぶので音程に注意しましょう。


  3.ソナタ第5番 #3
    doloroso「悲しみをこめて」、con intimo sentimento「心からの感情をこめて」です。
    たっぷりと感情をこめて演奏しましょう。ただしビブラートをかけすぎないように。
    4曲の中ではこの曲が一番好きです(短いし・・・)。


  4.ソナタ第5番 #4
    con spirito「元気に」です。
    3拍子の曲なので、・弱をはっきりと演奏しましょう。
    、>(アクセント)など、十分にメリハリをきかせて弾きましょう。


  5.ダンス・ラスティック  (W.H.スクワイアー)
    ben marcato「はっきりと」、legato「なめらかに」です。
    ひさびさにクラシックから離れたノリのいい曲です。のびのびと演奏しましょう。
    中間部の転調するところは、なめらかに一弓で弾きます。弓が足らなくならないよう注意します。
    最後はクレッシェンドしながら、きれいな和音を出すようにします。


    

  6.コンチェルト第4番  (G.ゴルターマン)
    leggiero con grazia「軽快にやさしく」、marcato「はっきりと」、molto grazioso ed affettuoso
    「非常に軽快に情愛深く」、con passione「情熱をこめて」、spiccato「弓を弾ませて」、pesante
    「重く」、Piu animato「さらに元気に」、brillante「輝くように」などです。
    最初の3小節はスキップするように弾きます。次のスタッカートでは、スキップに答えるように音をはっ
    きりと切ってメリハリを付けます。3連符とアルページョの頭にはアクセントをつけて弾くと良いです。
    スピカートで弓を弾ませるときは、弓を跳ねすぎないようにしないと弾けなくなります。
    長い曲なので途中でバテないように。最後まで元気良く弾きましょう。


        

  7.白 鳥 (サン・サーンス)
    最初のG音は、引き始める前からビブラートをかけてやさしく弾きましょう。最後のlento(ゆっくり)部
    では変化をつけて大きくゆっくりとテヌートします。最後のG音も短くならないように気を付けて。
    音程が上がってゆくところは、だんだん弱く弾いて最後の音につなげるようにします。
    あまりに有名な曲なので、かえって弾くのが難しいですね。
    模範演奏がこちらにあります(MP3、1Mbyte)。


    


♪♪♪ 鈴木メソッドの練習は、第5巻終了にてお休みします ♪♪♪




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     バッハ無伴奏チェロ組曲

 これはフルニエ版の楽譜です。

 数種類ある無伴奏の楽譜の中でも、フルニエ版は指
 使い、スラー、強弱記号などが記載されているので、
 割と弾きやすい譜面です。
 
 無伴奏組曲には1番から6番までの6曲があります。
 6曲すべてが「前奏曲(prelude)」から始まり、ドイツの
 伝統的な4つの舞曲「アルマンド」「クーランド」「サラバ
 ンド」「ジーグ」の順に配置されています。

 そしてこれらの舞曲の途中に「メヌエット」「ブレー」
 「ガボット」が1曲ずつ挿入された構成になっています。

    ・組曲第1番: ト長調  
    ・組曲第2番: ニ短調
    ・組曲第3番: ハ長調
    ・組曲第4番:変ホ長調
    ・組曲第5番: ハ短調
    ・組曲第6番: ニ長調

 




 1.SUITE No.1 G major

   PRELUDE (プレリュード:組曲の前奏曲)

   あまりに有名な曲なので、アラが目立ってしまいます。
   分散和音の最初の音たっぷりと延ばします。
   和音の各音が同じ長さになるように、右手首で弓を柔らかくコントロールします。
   はじめのうちは、ごくゆっくりと練習しましょう。
    ・弓を使いすぎないこと。
    ・右手首の弓の上/下を少しにすること。
    ・この部分ではA線をなるべく響かせないこと。また小指がA線に触れないこと。
    ・最後の和音をきれいに(特に小指のG音が下がらないように)

   一通り弾けるようになったら、自分なりの解釈で強弱や速度変化をつけてみましょう。
   いろいろな演奏家のCDを聴き比べて、それぞれの解釈を参考にすると良いと思います。


   ALLEMANDE (アルマンド:組曲の第一楽章)

   音階的な舞曲です。あわてないで、できるだけなめらかに弾きましょう。
   最初のB音と次の和音のB音をはっきり弾きます。和音は一番高い音を響かせるようにします。
   繰り返しの二回目では、全体にやや弱く弾きます。


   COURANTE (クーラント:早い3拍子の舞曲)

   軽い感じの舞曲です。3拍子を忘れないように
・弱と弾きましょう。
   音階が下がるところはだんだん弱く、上がるところではだんだん強くなるように弾きます。


   SARABANDE (サラバンド:遅いテンポの3拍子舞曲)

   ゆったりした美しい旋律と和音の舞曲です。和音をきれいに響かせましょう。


   MENUET (メヌエット:フランス風の舞踏曲)

   リズミカルな舞曲です。重くならないように、軽く弾きましょう。


   GIGUE (ジーグ:組曲最後の軽快な舞踏曲)

   軽快な舞曲です。3拍子にならないように気を付けて。
   あくまでも6/8拍子で、「
・3、・3」と弾きます。




 2.SUITE No.2 D minor

   PRELUDE (プレリュード)

   荘厳な感じの前奏曲です。最後の和音の連続がとても好きです。
   5つの和音を1・3・1と3つに分けて弾くと、曲の終わりの気分が出ます。
   楽器をうんと響かせるように弾きましょう。


   ALLEMANDE (アルマンド)

   最初のA音と次の和音はたっぷりと演奏します。
   9小節目の64分音符は、音を覚えてしまうと弾きやすいと思います。
   CDを聴いたり、自分なりの強弱をつけて演奏するのも良いと思います。


   COURANTE (クーラント)

   CDで聴くと軽快な感じの曲ですが、とても軽快には弾けません。
   最初はうんとゆっくりの早さで弾きましょう。
   プロの演奏を参考にして、アクセントをつけると良いと思います。


   SARABANDE (サラバンド)

   ゆっくりとした荘厳な祈りの曲です。
   強弱をはっきりとつけて演奏すると良いでしょう。
   またビブラートを十分に効かせましょう。
   MIDIデータは繰り返しナシで作りました。


   MENUET (メヌエット)

   私の好きな曲のうちの1つです。でも、とても和音が難しい曲です。
   フルニエ版は指が書いてあるので助かります。
   MIDIデータは繰り返しナシですが、本当は2回ずつ繰り返します。


  GIGUE (ジーク)

   3/8拍子で1・2・3、1・2・3と軽快に演奏します。
   和音をきれいに響かせて演奏します。



3.SUITE No.3 C major

   PRELUDE (プレリュード)

   ハ長調でチェロにとっては演奏がしやすい、また最も有名な曲のひとつです。
   分散和音の連続なので、飽きがこないようにメリハリをつけて弾きましょう。
   後半は親指ポジションが続きます。このときのG音(ペダル音というそうです)
   をうんと響かせて弾きましょう。
   最後の和音の連続もきれいに響かせましょう。


   ALLEMANDE (アルマンド)

   軽快な曲だけに難しいです。歯切れ良く弾きましょう。


   COURANTE (クーラント)

   
   SARABANDE (サラバンド)

   和音の練習にとてもいい曲です。次のブレーと一緒によく演奏される有名な曲です。


   BOURREE (ブレー)

   無伴奏全曲の中でも最も有名な曲です。前半と後半の対比がとても好きです。


   GIGUE (ジーク)

   







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      ドッツァワー練習曲



チェロを練習する人のソナチネといったところです。

113の練習曲が4冊にわたってあります。


















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音楽辞典



楽譜に書かれている「発想標語」を調べるための辞典です。
いろいろ比べましたが、この本が見やすくて気に入っています。


(株)リットーミュージック出版



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