●少数特定株主による持ち株比率が規制上限(75%)を突破、ニッポン放送株の上場廃止も避けられない情勢、
堀江社長は「(廃止になっても)資産価値が大きく減るわけではない」としており、株買い増しを続ける姿勢だ。
フジの日枝久会長は18日午前、「(成功の)自信があるからTOB目標を25%にした」と語った。既に2.4%を保有するサンケイビルがTOBに賛同を表明している。
ニッポン放送の株価がTOB価格を上回る状況では、他の大株主ははっきりした態度を示しにくい。複数の法人株主は「株主への説明責任上、期限直前まで結論は出せない」と口をそろえる。
TOBが成功しても、ライブドアがニッポン放送を子会社化して取締役会を支配すれば、フジはニッポン放送の議決権停止などを通じて自社の防衛に全力を挙げなければならない。
18日のフジテレビ株は2000円(0.9%)安の23万円、ニッポン放送株は140円(2%)安の6710円と共にさえなかった。
◇ライブドア(4753)海外円CB型新株予約権付社債発行
2010年満期海外円転換社債型新株予約権付社債800億円(第三者割当方式)
▽償還期限=2010年2月24日▽発行日=2月24日
▽利率=0%▽発行価格=額面の100%
▽割当先=Lehman Brothers Commercial Corporation Asia Limited に800億円▽当初転換価格=450円
下方修正条項、常に市場価格より10%安い価格(下限設定 157円)で株式に転換される。転換価格修正は毎週金曜日の翌取引日以降
02/18
◇リーマン、10日にライブドア株899万株 1.38%に相当を売却 ◇堀江貴文 保有割合の減 220,970,000株, 36.44%(42.51%)
売却した株はリーマンがライブドアの筆頭株主である堀江貴文社長から10日に借りていた4672万株(7.26%)の一部。
売却後の保有比率は5.88%(3782万株)になった。(出来高3000万株高値466、終値454)
ライブドアは24日に発行する転換社債型新株予約権付社債(CB)に貸株条項を付け、堀江社長が保有する株の一部をCBの主幹事であるリーマンに貸し出す契約を結んでいる。
リーマンがライブドア株を市場で売却した狙いは、「借りてきたライブドア株を市場で売ることにより、同社株の下落を狙ったのではないか」との見方も出ている。
株価が下落するほど、リーマンがCBを転換して入手できるライブドア株が増える仕組みになっているからだ
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